運用中に発生したトラブルの備忘録その2です。
運用で使用した CTESTWIN Ver.4.25 が唐突にクラッシュして落ちるという事象に何度も遭遇し悩まされました。
CTESTWIN を利用したのは、JA2RL/2 の PR 運用ではほぼコンテストと同じ QSO シーケンスになるためロギングするにはコンテストソフトが適していること、WinKeyer が使えること、CTESTWIN の最低限の操作に慣れていたことが理由です。
運用をはじめて CTESTWIN でパイルを軽快に捌いていたところ、あるコールサインを入力すると CTESTWIN がほんの少し固まってからアプリが落ちてしまいました。相手局にすぐに応答できないので、すぐさま左手でパドルを使い相手局のコールサインとレポートを送信します。その間に右手では CTESTWIN を起動します。そして CTESTWIN が立上ったら再度相手局のコールサインを入力してロギングしようとすると、再びほんの少し固まってアプリが落ちるではないですか。
これではマズイので、時刻と相手局のコールサインとレポートをノートにササッとメモしてその局を QSL し、その間に再び CTESTWIN を起動してコールサインを入力、すると再びほんの少し固まってアプリが落ちてしまいました。これではダメなので再び CTESTWIN を立ち上げ、ひとまずそのコールサインは入力せずに後で入力することとして、引き続き次の局を呼び出すといった忙しい操作となってしまいました。
まだパイルは続いているので、次の局のコールサインを入力すると今度は固まりもせず問題なく動作します。ひとまずホッとして引き続きパイルを捌き順調にログが進んでいきます。
しばらくして、とあるコールサインを入力した際に再び CTESTWIN が固まって落ちてしまうではないですか。まだパイルの最中なので、先ほどと同じようにノートに時刻とコールサインをメモし、そのコールは入力しない操作でその場をしのぎます。
ノートにコールサインをメモした時にハタと気づきがありました。先のコールサインも今回のコールサインもコールサインの末尾に /QRP を付けてきている局で落ちるではないですか。これは /QRP に何かある。
パイルが一段落したところで、試しに Call 欄に /QRP だけを入力してみると CTESTWIN が少し固まった後に落ちるという事象の再現を確認できました。どうやら CTESTWIN のバグのようです。
落ちる要因がわかったので、この後のオペレーションは、コールサインに /QRP を付けてくる局には手動で応答して対応、CTESTWIN には /QRP を付けずにコールサインのみでロギングしノートにコールサインをメモしておく。その後、パイルが一段落したときにログ修正として先のコールサインの末尾に /QRP を付与する、という手順でこの後の運用を対応しました。
これまでもいろいろなコンテストで CTESTWIN を使ってきていますが、/QRP が付いたコールサインを入力しても落ちることな無かったです。なぜ今回この事象が起きてしまうのでしょうか。謎です。おそらく CTESTWIN の地雷を踏んでしまうような特定の設定条件にハマっているのかもしれません。
時間の取れる時に CTESTWIN のバグの調査してみようと思います。
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